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「外資コンサルでも日系大手でもない。」卒業間際に選んだfreeeへの新卒入社。

みなさんこんにちは、freee・澤です!

新卒で就活中の学生さんの中には最終的な進路に頭を悩ませている方もいらっしゃるかもしれません。freeeの新卒社員にも、内定をいくつか得たのち考え抜いてfreeeに入社したメンバーがいます。

そのうちの一人が現在セールスチームで活躍する高森昂大。彼が昨年11月にインターンとしてfreeeに入り、最終的にfreeeへの新卒入社を決めるまでをインタビュー形式でお送りします。

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高森昂大(たかもり あきひろ)熊本県出身。一橋大学商学部卒業。学生時代は北京大学への短期語学留学、香港大学への1年間の交換留学などを経験。また学業と並行してアドテクノロジーのITベンチャーで長期インターンを行い事業開発や広告代理店事業に携わる。2015年11月よりfreeeでセールスインターンを経験。フィラデルフィアでのインキュベータインターンを経て、新卒1期生として2016年4月にfreeeへ入社。

ーーもともとはどういう会社に入ろうと考えていたんですか?

就活を始めた頃は、外資コンサルに行こうと思っていました。エントリーシートには自分のゴール設定として「自分で事業を作れる人間になりたい」と書いていました。自分の人生は自分でコントロールしたいから事業開発の力をつけたいと。10年下積みを続けるのではなくできるだけ早く成長したい、そういった思いを持っていました。いま振り返ると、成長の定義からあやふやだったと思います。

ーーどういった環境を求めていたのでしょうか?

早く成長したいという思いだったので、色んなことにチャレンジできる環境で、かつ優秀な人に揉まれながら働くほうが力がつくと思ったんですね。あとは、苦しい環境に身を置かないと怠けちゃうので、努力せざるを得ない環境に身を置きたくて、実力主義外資コンサルに行こうと思っていました。

ーー外資コンサル志望からどのように考え方が変化したのでしょうか?

面接を受けてコンサルタントの方と話しているうちに「コンサルって結局アドバイザーでしかないんじゃないか」と考えるようになりました。早く成長できるかもしれないけれど、アドバイスする立場で「これやりましょう!」と言うだけで、失敗しても責任を負うことはできないし割と無責任に感じてしまって。その環境では、頭でっかちな自分がさらに頭でっかちになってしまうという危機感が湧いてきました。

ーーその後はどういった会社に興味が湧きましたか?

今度は事業会社も見るようになり、ベンチャー企業や、大手企業の中でチャレンジさせてくれる会社を探し始めました。そこで一番最初に頭に浮かんだのがリクルートでした。以前リクルート主催のサマーインターンに参加した縁もあり連絡をとってみたんです。

面接では、社員の方が皆青臭くて熱苦しくて、いい大人なのに夢を語れる。それが面白いな、目線が高いなという印象を受けました。単純な仕事のその先を見て働いている印象が強くて、この人たちと働けたら面白いんじゃないかなと感じるようになりました。

ーーリクルートで内定を得たあとベンチャー企業インターンを始めましたよね。

それは単純にやることがないですからね(笑)。時間があるのは悪く無いですが「内定もらって卒業まであと半年あって、旅行行ったり友達と遊んだりと学生生活を謳歌して社会人になる」という流れに自分は乗れないと思ったんです。ただ遊ぶだけじゃなくて何か成長を得たいと。

よく学生時代を「人生最後のモラトリアム」と言われますが、僕は学生と社会人の線引きはしていませんでした。社会人になったら遊んじゃいけないなんてことはないし、そんな暗い人生嫌じゃないですか(笑)。学生時代が人生のハイライトで「あの頃は楽しかったな」と思いながら何十年も働き続けるんじゃなくて「いまが楽しい」という状態が続けば絶対幸せだと思うんです。昨年面白かったけど今年はさらに面白かったとか、そういう人生を送りたいと。

だったら学生の時から、自分がやりたいことに首を突っ込んでみたほうがいいですし失敗してもノーリスクなんですよね。ですので就活が終わったあとはインターンに集中することにしました。

ーーfreeeとの出会いを教えてください。

交換留学の同窓パーティが大学であって、そこでfreeeのメンバーと話す機会がありました。freeeって名前は知っていたので、インターン先を探している旨を話したら「あ、じゃあ遊びにこない?」と誘われて、次の週にはオフィス見学をしていました。

一通り見学が終わって「ちょっと待っててね」と言われて待っていると、とてつもないイケメンが急に出てきて、誰だ?と思っていたらすぐにパソコンを開き始めて「で、志望動機は?」って言われて、「ええっ!!??」と驚いているうちに面接が始まりました(笑)。結局は面接で盛り上がってインターンを始めることになりました。その面接官は今のマネージャーですね(笑)。 

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ーーfreeeでのインターンはいかがでしたか?

非常に有意義でした。というのも、ここまでカルチャーが組織に浸透していて、ユーザーさんのためを思ってセールスしていることが実感できる環境ってあまり無いと思うんです。仕事に対しての本気度がすごいですし、会社も若く経営陣との距離も近く、会社としてフラットなのがすごく気に入っていました。

ーーインターンを終えてからキャリア観に変化はありましたか?

リクルートに入ってからベンチャーへの転職もありかなと思いました。新卒でリクルートに入れる切符を逃すのは少し惜しいように思えたんです。日本は相当新卒に優しい環境だと思っていて、経験もスキルも何もない20代前半の人間を、ポテンシャルだけで採用してくれる。こんなに新卒がちやほやされるのは日本だけです。だったらそれに乗っかって一度大企業に入ってからベンチャーへ行くほうがいいかなと。ですのでfreeeのことは気に入っていましたが、新卒で入るのはリクルートかなと、この時点では考えていました。

ーーリクルートに行く決意を固めたわけですが、その後は?

就職前の2月に外務省のプログラムでフィラデルフィアに行ってインキュベータでインターンをしました。インキュベータにはスタートアップがピッチをしにきて、それを評価してインキュベーションプログラムに参加してもらうんです。僕がインターンを始めたときにはプログラムの選考が始まっていました。

選考を受けにきたスタートアップの人たちと交流を深める中で彼らの働く様子に強く刺激を受けました。ピッチに来る人には、若い人もいれば経験を積んだ人もいて、みんな本気で生き生きしているし楽しそうに見えたんですね。

投資を受けたスタートアップは僕がいるオフィスでコードを書いていたんですが、彼らはまた別のピッチの話をしていたり、「お客さんから連絡が来て契約できた!」と歓声を上げていたりしていました。そういう光景を間近で見ていて素直に「面白そうだな」と思ったんです。

彼らは失敗すれば「自分の責任だ」と言えるし、成功すれば自分たちの功績だと言えると。失敗しようが成功しようが自分に責任があって、オーナーシップをもってビジネスに取り組んでいる姿勢がかっこよく見えました。

ーーその経験がきっかけでfreeeに決めたんですね。

リクルートへの就職は確かにブランドもノウハウもあって学べることは多いし面白い人はいるかもしれないけど、とはいえ上場している大きな会社という事実は変わらないなと。そして考え抜いた末に、大学卒業間際の3月、freeeで働くことを決めました。自分のやりたいことを実現するために一番近い場所が今のfreeeだと思っています。

 (インタビュー 終) 

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freeeでは高森をはじめ、インターンを経験した新卒社員が活躍しています。2017年卒の就職活動も終盤を迎えていますが、freeeでは通年で新卒採用を行っております。

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